こんにちは！
立川・国立で婚活経験のある夫婦が運営する
結婚相談所きっとハッピーの井上宏美です。
生きていると「あの1日、あの一瞬で人生が変わった」
と思える出来事ってありますよね。
前回は１年半以上前に起きた私の人生を変えた出来事を綴りました。
前回の記事はこちらからどうぞ👇
「思いもよらぬ形である日突然訪れた、私の人生を変えた出来事 前編」
お昼を食べて駅に向かう途中、目の前で60代くらいの男性が倒れ
周囲の人と救急車到着まで、救命措置をすることになった私。
さっきまで元気だった人が突然帰らぬ人になったかもしれない。
ショッキングな出来事を目の当たりにし、
その日から、私は不安な日々を過ごすようになりました。
①私の行動は正しかったのか
②夫や両親、大切な人が急にいなくなってしまうのではないか
③外出したら、また目の前で人が倒れるのではないか
今日は私がこの不安とどう付き合って生きているのかをお伝えしていきます。
①私の行動は正しかったのか
心拍が戻らないまま、搬送される男性を見て感じた、自分の無力感。
もっと私にできることがあったのではないか。
私のしたことは正しかったのだろうか。
そんな自責の念に苛まれました。
でも、何度思い返しても言えることは
「あの時の私」ができることは精一杯やったということ。
他にできたことがあったかもしれないけど、
あの時、頭に思い浮かんだことを全て声に出し、
周りの人と協力して救急隊の方に引き継いだ。
目の前で、突然人が倒れた恐怖から逃げなかった。
そう思うと、がんばった自分を認めることができました。
②夫や両親、大切な人が急にいなくなってしまうのではないか
翌日から、夫を仕事に送り出すのが怖くなった私。
このまま夫が、外で倒れたらと思うと不安でたまらなくなりました。
ひとりでいろいろなことを考えました。
離れるのが不安なら、24時間365日一緒にいたら安心できるのか？
そんなことは不可能。
命あるものは必ず終わりを迎える。
いつかはわからないけど、当然、夫とも別れる日が来る。
両親も大切な友人、仲間ともいつかは絶対別れる日が訪れる。
どうすれば悔いが残らず別れることができるのか…
そうして私が出した結論。
一緒にいられる時間を大切にする。
愛情、感謝、謝罪、相手に伝えたいことは次回に持ち越さない。
シンプルで当たり前のようなことだけど
このことを意識してから、気持ちがとても楽になりました。
③外出したら、また目の前で人が倒れるのではないか
正直、この不安は現在も消えることがありません。
同じような出来事が起きては欲しくないけど、
もし、同じようなことが起きても、
「今度はもっと冷静に対応できる。絶対に逃げ出さない。」
そう自分を信じている自分がいます。
そう思えるのも折にふれて、あえて男性を救命措置した過去を思い出したり、
本で救命措置の方法を復習したりしているからだと思います。
変わった価値観
当時の私は、専業主婦をしていました。
結婚、引っ越しを機に通勤が難しくなり退職し、
起業したいけど、自分に何ができるのかわからない。
いろいろ始めてみるも、どれも続かない。
それなら就職するのか、どうしようかと悩む、
パッとしない毎日を過ごしていました。
しかし倒れた男性の救命措置に加わり、
自分の人生もいつ終わるかわからない。
自分の気持ちに素直に生きたい！行動したい！と思うようになりました。
結婚相談所を開業し、仲人になるのはまだ少し先ですが、
周りの視線ばかり気にしていた私の判断の基準が大きく変わりました。
最後に
あの日、あのタイミングで道に迷わなければ遭遇しなかった出来事。
でも、私は引き寄せられるように男性が倒れた現場へ戻り、
その瞬間に立ち会うことになりました。
私の人生において、きっと必要な出来事だったのでしょう。
たくさんの大切なことを教えてくれた倒れた男性と
そのご家族の皆様には心から感謝しています。
本当にありがとうございます。
そして、もしあなたが私と同じような体験をして
ひとりで苦しんでいるなら、どうか自分を責めないでください。
目の前の人を心から助けたいと思ったあなたの優しさに
私が花丸をあげます💮
大丈夫！あなたなら、その過去と一緒に生きていける強さがあります。
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